超適当な不定詞の学習

不定詞の基本①

不定詞むずかしいですよね。今回はすごーくみじかーく不定詞について解説してみたいと思います。

中学生でも高校生でも大人でもそもそもなんだっけという人向けに書きました!

不定詞の学習でまず抑えることは

不定詞= to +動詞の原形

そして名詞、形容詞、副詞の3つになるというこれだけです。

おそらく不定詞が苦手な人はそんなことはわかっとるわい!と思っているとおもうのですが笑

まずはこの大前提を頭に入れておいてくださいね。

不定詞基本② スラッシュでぶった切る

例えば以下の例文を見てください。

I like to play soccer.

これ訳せますか? この訳は「私はサッカーをすることが好きです。

になります。

不定詞は名詞、形容詞、副詞の3つの品詞になるかわからない、品詞が決まっていないので不定詞といいます。

ひとまずこの分類にシビアにならなくていいです。まずは「~こと」と訳してみます。

「~すること」と訳せないのであれば、あとは「良い感じに」訳しましょう。

これです。

「良い感じにってどういうことだよ!!!」って思いますよね笑 すみません

例えば

I don’t have money to buy the house.

この文が出てきたとしましょう。

まずは不定詞の前と後でスラッシュを入れてください。

I don’t have money / to buy the house.

スラッシュの前と後ろを訳すと

私はお金を持っていない。/ その家を買う。

になると思います。そして後半を名詞用法(~すること)と訳すと、

私はお金を持っていない、その家を買うこと。

となって不自然です。ここで「良い感じに訳す」が必要になってきます。

私は(その家を買う)お金を持っていない。

とすると自然な訳になると思います。これが良い感じに訳すです。

つまり超適当に不定詞の説明をまとめると。

①不定詞=to + 動詞の原形
②不定詞の前にスラッシュを付けて、分けて
良い感じ訳す。
③「~すること」と訳して自然なら「名詞用法」、それ以外は「形容詞」か「副詞用法」

こんな感じです。

今伝えた知識は本当に最低限のわかりやすーい形にしたものなので、苦手な人がまずはこの知識を頭に入れて問題を解いたり、ほかの文法分野に進んでください。

知識が定着してきた人は③に進みましょう。

不定詞③ 意味上の主語と形式主語

意味上の主語と形式主語もしくは仮主語って言葉よく聞きませんか?

僕はそれを授業で聞くたびに

いかついな!名前聞いただけで覚える気が失せる!

と思っていました笑 今回はそれを簡単に説明したいと思います。

まずは形式主語構文です。形式主語構文・仮主語構文は一言でいうと

長い主語をItに置き換えて後ろに置く。

これだけです。

To swim in the river is dangerous. (その川で泳ぐことは危険だ)

という文があるとします。この文の主語にあたる部分は

『To swim in the river 』です。

ちょっと主語長くないですか? これをIt に置き換えます。

It is dangerous. 

すっきりしましたがこれだと何が危険か分からないのでto 以下を後ろに置きます。

It is dangerous to swim in the river.

めっちゃスタイリッシュでしょ?これが形式主語構文です。

とにかく長い主語をItに置き換えて後ろに置く、裏を返せば It = to 以下ということです。

練習で次の文が訳せるかやってみましょう。

It is difficult to master French in a year.

こたえはフランス語を一年で習得することは難しい。でした。

仮にmaster French in a year (一年でフランス語を習得する)が分からなくても構いません。

大切なのはこのIt = to master French in a yearだとわかることです。

続けて意味上の主語を学習していきます。

意味上の主語は for +名詞 to do の形で「不定詞を誰がやるのか」を明確にします。

It is dangerous to swim in the river.

先ほどの文だとその川を泳ぐのは危険だなので、これは「誰に対しても」危険だということになっています。ところが、この川がすごく浅い川で大人にとっては危険じゃないけど、子供にとっては危険だとしたらどうしましょうか。

そんな時に使えるのが意味上の主語です。

It is dangerous for children to swim in the river.(子供がその川で泳ぐことは危険だ)

さっきの文よりもswimする人がだれか限定かつ明確にできましたよね。

まとめると

for +名詞の形で 不定詞を誰がやるのか明確にする。

これが意味上の主語です。

以上で不定詞の3用法、形式主語、意味上の主語の説明は終わりです。

これが分かるようになってくれば不定詞の大前提の部分は大丈夫かなと思います。以降は文型を学んだ人、応用的な知識を書き足していきたいと思います。

少しでも役に立てたのであれば幸いです。読んでいただいてありがとうございました!

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