偏差値40台から一年浪人して慶應義塾大学に合格した話(体験談編③)

前回夏休み前までくらいの事を書いたと思うので夏休みについて書こうと思うんですけど夏休みをどう過ごしたら良いかについては別の記事で書いたのでそれも参考にしていただけると嬉しいです。

夏休み

夏休みはぶっちゃけていうと65点くらいの夏休みでした。

その前の年にひたすら甲子園見てたら終わるっていう点数つけるのであれば2点くらいの最強の夏休みを過ごしていたので

それに比べたらはるかにマシだなと、思います。

やったことはとにかく基本的な内容の確認と前期の復習、そして夏期講習で習ったことの復習です。

ただ、正直前期のテキストの範囲を全て網羅することは時間的に難しかったです。

そもそもこれだいたい俺知ってるけどやる意味あるのか?とか 勉強のやり方については常に疑いながらやっていたところもあるので、手をつけない部分もありました。

この辺くらいで気をつけていたことが一つあるんですけど、それは

弱点を作らないようにしよう

ということです。例えば文法の問題集とかって最初は時制とか文型からはじめるものが多いですよね。

1章やって何週間も放置したからまた1章からやろう・・・

といって結局前半の部分だけはやって後半の難しい関係代名詞や分詞は全然手をつけていない。

なんて事ありませんでしたか?高校時代の僕がまさにそれで、

始めると無駄に完璧主義な学習をするくせに後半の部分はノータッチのままにしておく。

これすごい多かったんですよね。なので、勉強するときは

苦手だなー 最近やってないからやるの怖いな・・・

って思うものから敢えてやるようにしていました。

弱点を作らないってことですね。これは僕の中では一つの正しい勉強の仕方だったような気がします。

右肩上がりの成績

さて、夏が明けるとまた模試が待っているのですがその成績がというと

英語65

世界史60

国語70 

とかそんなような成績で(すみません大掃除したら模試の成績表どっかいったのでまた探しておきます)

クラス総合3位、慶応義塾大学文学部C判定、早稲田の文化構想B判定、教育A判定

みたいな成績を叩き出したんですね。

え?早稲田判定この時期出ちゃった?

そう思った僕はここから暗黒期に入ります。

暗黒期

これは今だに謎というか、何故そんなふうになってしまったのか分からなかったんですが

4月からずっとコツコツ頑張ってきた僕の中で緊張というか、集中力というか何かが途切れてしまって

夜中にひたすらアニメを見まくるという訳わからない生活が始まります。

塾に行ってお昼に帰ってきて、申し訳程度に2時間か3時間勉強して

あとはずっとダラダラアニメ見てたんですよ。

たぶん 模試の結果見て安心したというか もう大丈夫だと思ったんでしょうね。

今考えるとなんでC判定で安心したのか皆目検討が付きませんし、

いやそっから頑張れよ!馬鹿なの?

って感じに思ってしまうんですけど

当時の僕はなんでか勉強に集中できなくなってしまってアニメを見てしまったんですよね。

酷い時とかだと朝の5時までアニメ観たりとかしてましたね。

英語スランプの暗黒期明け

さて10月が終わるとさすがの僕もやべえやべえと目を覚まします。

久々に過去問を解いてみて僕は愕然とするわけです。

「やべえ、英語の読み方忘れてる。」

本当の本当に焦りましたね。世界史は暗黒期でも唯一続けていたし、国語はまじで得意だったので1ヶ月で成績が落ちることはなかったんですが

叩きあげで成長してきた英語は完全に間が空いたことで感覚が掴めなくなっていました。

これは本当に焦りました。

先に言ってしまうと僕は受験の本番が終わるまで失われた感覚を取り戻すことはなかったです。

多少は多分戻っていたんでしょうけどね。

でも感覚的には なんか読めねえなあ

にずっと苦しむことになりました。

11月には早慶志望の一つの指針となる 早慶模試がありました。

僕はこれを解いた時の記憶はあるんですが、正直それが受験にどう影響したのかはあんまり覚えてないです笑

秋の勉強法ほう

後期の勉強の仕方について何もかいていなかったと思うので書き記したいと思います。

まず授業はいくつか出なくなりました。

これはねえ、どうだったんでしょうかねえ。

今だによかったのか悪かったのかはわからないです。

分かりやすいなと思う先生のは出て、うーん。。。って思う先生はという感じです。

僕は勉強するときにストップウォッチを使っていたんですが

この時の1日の勉強時間はだいたい授業もいれて9時間でした。

短かっ!

って思うと思うんですけど、これは10時間とかやると何故か頭痛くなってくるっている自分の体力的な問題によるものです。

やることはまずは英単語と熟語の確認これはどんなにながくても15分くらいで済ませていました。

世界史は教科書を覚えるやつをつづけていて、夏明けは過去問もぼちぼち解き始めていた気がします。

問題を解くことで覚えたりすることも多かったんですよね。

あとは教科書を閉じて英語の文法みたいに 中国史だったら最初の王朝は何で、次の王朝は何世紀の何で どんな王様が治めて、どんな政策をして、どんな戦争で滅んだのかを自分の言葉で説明できるようにする。

みたいな学習をしていました。これもやってよかった気がします。

僕は国立志望ではなかったですけども、私立の問題でも歴史の流れを聞かれることが多かったのでこの勉強を通して少しずつ何世紀に何がという縦や横の流れもわかってきたと思います。

古文は助動詞と単語を一応覚えきっていたので、英語の長文と同じようなやり方で予習では何も見ずに演習の形で行って解説を聞いて音読して・・・という形で学習していました。

英語はとにかく文法は授業の予復習でカバーしてひたすら長文学習をやっていました。

だいたい時間の比率的には授業を除いた6時間は綺麗に3等分されて少し英語が多いかなって感じだっと思います。

嬉しかった三者面談

10月の暗黒期の遅れも少しずつ取り返して、早慶大模試もそれなりの結果に終わった僕は

その流れで三者面談を迎えることになりました。

現役の時は親に恥をかかせてしまったなというきもちが強かったので若干トラウマ気味ではあったのですが、

チューターさんからは

ここもうけませんか?ここはどうですか?

と合計6つの早慶の学部を勧められることとなりました。現役時代は

「早慶は厳しい」 「MARCHもきつい」 「あなたの成績はここだからここから下を受けてください」

厳しい言葉をたくさんもらっていたので、逆にもっと受けてみたらどうですか?と勧められたのは嬉しかったですね。

何よりも母親が帰り道に

「たくさん受けなって言われちゃったね」

と嬉しそうに言っていたのが印象的でした。

今回はここまでにしようかなと思います。

次はいよいよ受験本番の話です。

まあ結果は分かっていることではありますが、なかなか一筋縄ではいかなかったんですよ。

最後までブログ読んでくださってありがとうございました。

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