今日は実際に浪人が始まってから受験が始まるまでの浪人時代どう勉強したのかについて書いていこうと思います。
記事の概要
この記事では
・浪人生活とはどんなものであるか・どんなことを意識して勉強していたか・成績は具体的にどれくらいあがったのか
以上のことを伝えていければと思います。
浪人しようかどうか迷っている人や、浪人なんて絶対したくない!って気持ちをさらに高めたい人が反面教師として読んでみても面白いかと思います!
クラス分け
僕は河合塾の私立文系のコースに通っていました。
まず入る際にサクセスクリニックという英語の試験を受けます。それでクラス分けをされるんですね。
上から
早慶アドバンスクラス
A クラス
B クラス
C クラス
N クラス
こんな感じでした。僕はちょうど真ん中のクラスからのスタートになります。
クラスの雰囲気
僕のクラスは80人くらいの大所帯だったのでとくに和気藹々とした雰囲気もなく、どちらかというと殺伐としていた気がします・・・
マジでしんどかったのは結構ウケないギャグとか小話をし続ける先生です。
僕は共感性羞恥が強かったので、やばい空気になっていくごとに恥ずかしくて授業からダッシュで逃げ出したい気持ちに何度も駆られました。
上のクラスは少人数(30人くらい?)でしたけど結構チャラい人はチャラくてキラキラグループみたいなのは存在していた気がします。
教室でも結構うるさくて友達とかは迷惑そうにしてましたけど。
私立文系の浪人クラスはチャラいみたいなのはあながち嘘ではないかなと思います。ただ真面目に勉強している子もいますし、その子達の方が守られるのでそんなに心配しなくても大丈夫です。
スケジュール
雰囲気とかよりこっちを知りたいって人のが多いかもしれませんね。
基本的には授業は1コマ90分でそれが午前中は2コマあります。で、私立文系のクラスは1つは英語、もう一つは国語というスケジュールになっています。
社会はいつやるかというと、週に一回2コマ連続で午後にやる感じです。
なので時間割としてはこんな感じ。
月曜日 現代文 英語文法
火曜日 漢文 英語長文
水曜日 古文 英語長文 世界史 世界史
木曜日 英文解釈 古文
金曜日 英作文 現代文
つまり、基本的に土日及び午後はフリーって感じになります。
私立文系の浪人生は基本的に自由な時間が多いです。どれだけ自分を律せられるかが結構鍵になってくる気がします。
ちょっと小話ですけど、僕が浪人初日に話した子はパチンコにハマってるといって途中から授業もあんまり来なくなりました。結果はもちろん・・・ね。
ただこういうパターンはザラにあって浪人の自由を勘違いして無駄にしてしまうことは本当によくあることなので、気をつけたいところですよね。
夏休みまでの過ごし方
前回書いた通り、自由な時間が多いため授業を勝手にサボったり友達ができて遊びに行ったりといろんな奴が出てくるのでとにかく前期の授業をしっかりと受けてその予復習をしっかりする。
これはかなり意識的にやりました。
浪人する=受験に失敗する なわけで
自分のやり方が確立してないor間違っているから成績も伸びずに上手くいかなかったわけなんですよね。なので浪人する上で肝に銘じていたことは
時間がある=こっから挽回できる
ではなくて、その時間を食い潰してしまう可能性は多分にあるぞということです。
まずは自分のプライドややり方を捨てて、先生の言う通りやってみようと。その中でだんだん自分にとって本当に不要なものは削ぎ落としていく。そんな形でやっていきました。
ただ+αで自分でやっていたことももちろんあります。
それは基本的には暗記系です。
単語帳や熟語帳、漢字、古文単語などはガシガシ自分で覚えていきました。
正直単語帳ここまで覚えようね~なんてことまではやってくれませんのでそこは自分でやる領域だと思います。
英語と国語は正直これでよかったんですけど、世界史が・・・ねえ。
迷走する世界史勉強法
マジで世界史は7月くらいまで迷走していました笑
なぜ迷走したかというと、世界史の先生がとても僕に合わなかったからです。
ほんっとのほんっとに眠くてマージで合わなくて残り3回か4回を残してリタイアしてしまいました。
さっきと言ってること全然違うじゃねえかって思うと思うんですけど、そのかわり僕は世界史の授業がもう一つ別の先生によって行われていたのでそっちに移ることにしました。
これは友達が勧めてくれたからです。ただどう勉強していいかはなかなか決まらなくて世界史はかなり気がかりな教科でした。
最終的な勉強方法がかなりヤバいし効率的にどうだったのか未だに分からないんですけど。
河合塾のテキスト完全暗記(笑)です。もうテキストが良いんだったら全部覚えてしまえの精神です。
ただ1ページごとに隅から隅までやるのは絶対終わらないことは分かっていたので、まずは太字で書かれていることを答えられるようにする→次はその次くらいに大事そうなこと→めちゃくちゃ隅っこに小さく書いてあること
といったように覚えられる内容を増やしていきました。+授業で先生がよく聞かれるよーとか書いてないけど覚えた方がいいねーみたいな内容をどんどん書き込んでいってそれも覚えていくようにしました。
いやあかなりパワータイプというか、なんというか・・・オススメのやり方があったのならお聞きしたいくらいですね笑
ただ一番安定して高得点が取れていたのは世界史だったのであながち悪くはない勉強法だったのかなとも思います。まあ結果論ですけどね。
ぼちぼち力ついてきたかなあ
日々の予復習をしていてとにかく基礎がついてきたなという感じはじめました。
英語とかで特に顕著なんですけど、英語ってなんとなーく出来てるところもあるし、分からないところもしっかりあるけど
どこが抜けててどこが出来ているかが全然分からなくなってくるんですよ。
ただ前期の授業を通してみて、いわゆる文法の基本的な内容だったり、簡単な長文なら読めるぞみたいな感覚が生まれてきたんですよね。
これはかなり自信になりました。といってもまだまだ模試の結果にはそんなに結びついてませんでした。
5月の模試では良くてMARCHがC判定。早慶なんて余裕でE判定でした。それでも僕にとっては前よりぐっと良くなったなあと。
ただ5月の模試は注意が必要で、これで判定が良いのは現役生が全然社会とか終わってないので点数が出ず、浪人生のが圧倒的に有利だから判定も出やすいんです。
夏が終わるまではまだまだ友達とも成績は横並びというか、そんなに差はなかった気がします。
まとめ
今回の記事まとめ
・私立文系はややちゃらめ
・自由な時間ありすぎて危険
・前期は自分の勉強スタイルを模索する時期
ですかね。
今回は浪人生活のだいたい前半部分について書いて見ました。長くなってきたので次の記事で後半の成績がガクンと伸びてきた時や、逆に停滞してしまった時期などについて書いていこうと思います。
ブログ最後までよんでくださってありがとうございます。
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